トップページ
プロフィール
講義・演習
2010年度
Fiscal and Financial System in Japan A
基礎文献購読
総合講座(コーディネーター)
演習1(2年生ゼミ)
演習2(3年生ゼミ)
演習3(4年生ゼミ)
国際金融論(秋)
2009年度
Fiscal and Financial System in Japan A
基礎文献購読(統計的アプローチの基礎)
演習1(2年生ゼミ)
演習2(3年生ゼミ)
国際金融論(秋)
出張講義・模擬講義
2008年度以前
文献紹介
国際政治経済学関連文献
English
リンク
国際金融論
授業評価調査へのコメント
皆さんもご存知のように,我々教員は皆さんの記入した授業評価調査を直接見ることは許されません.
では,皆さんのご意見はどのように我々の手もとに届くのでしょうか?
結論から言いますと,数値で回答するQ1〜Q12については,その平均値のみが知らされます.
「自由回答欄」に書き込んでいただいたご意見については,回答内容を1枚の紙に教務の方(?)がタイプしてくださったものが渡されます.
つまり,自由回答欄に記入していただいた内容は,まとめられたりすることもなく,ほぼそのまま教員に伝わるのです(私は調査票原票を見ることができませんので保証はできませんが).
したがって,自由回答欄に記入しない限り,「個人の」意見が反映される可能性はほぼゼロです(少人数の科目の場合は話は別です).
毎学期末,場合によっては10近い講義で授業評価調査票を書かされ,気が滅入るかもしれません.しかし,なるべく自由回答欄には何か記入することをお薦めします.
さて,「国際金融論」に対する皆さんの自由回答ですが,プラスに評価していただいた点は概ね次の4点でした.
(1) 説明が丁寧である(わかりやすい).
(2) 基礎レベルから応用までカバーし,数学の苦手な人にも配慮されているので,経済学初心者(1・2年生)にもすすめられる.
(3) ノートがとりやすい(板書がオーガナイズされている).
(4) 内容的にはかなり深い.
これらは私も当初から意識していたことなので,ある程度意図していたとおり進められたと解釈し,素直に喜んでいます.特に,経済学部ではないということで,(2)についてはかなり意識したつもりです.ただ,この科目は3年生以上しか履修できないのですよね.個人的には,2年生から行けると思うのですが.
一方で,以下のような耳の痛いご指摘もありました.
(1) 授業最初の復習が少々長い.
(2) 一カ所つまずくと,その後ずるずるとわからなくなる.
(3) 「当然こうなりますよね」という言い回しが時々あったが,自分にとってはそれらは必ずしも自明ではなかった.
(1)については,そのように感じてくれる人がいてよかったと思っています.
(2)については,「積上げ型」の科目である以上,ある程度仕方のない部分があります.とは言え,来年度はこまめに練習問題を出すなどして,受講者の理解度を確認する機会をもう少し多くしたいと考えています.今年は中間試験のみだったので.
(3)については,ある種の口癖ですが,確かに言う必要のないことなので気をつけるようにします.
調査にご回答いただいた皆さん,ご協力ありがとうございました.
また,授業後やオフィスアワーに質問をしてくれた皆さんも,講義を改善するのに間接的に貢献してくださいました.この場を借りてお礼申し上げます.
これ以外にもご意見・ご感想のある方は,メール等で是非お寄せ下さい.
後輩・同級生に本講義の真の姿を是非お話ししてあげてください.そして,履修しないほうがよいと思われる方には,はっきりとそう言ってあげてください.時間は無限ではないのですから(機会費用).