明治学院大学社会学部社会学科

岩永研究室です


 私たちは中央区の月島地区をモデル地区としてとりあげて、学生から見た月島の地域社会を研究するために、「月島学生工房」の活動を始めました。

 月島学生工房は、街歩き、ワークショップを開催したり、地域の活動に参加して、月島の魅力を再発見するとともに、商店街や地域住民と交流して、地域づくりの意見やアイディアを整理します。この活動を通じて、月島の住民、まちづくりリーダーや住民グループとの交流を深め、「まちづくり案」を作成して町の商業者、住民に提案するとともに、将来的には地域と大学が連携して、学生による商店街サテライトキャンパスの導入を検討し、地域づくりを継続的に支援することを検討します。

 東京の都心である中央区の月島・佃地区では高層マンションの開発が急増して、新たに転入する住民が増加したことから、地域社会は大きく変貌しています。月島の商店街は、子供から高齢者まであらゆる年齢層の住民が安心して快適な時間を過ごすことのできる生活に密着した商店街でしたが、近年は「もんじゃ焼き」の商店街として全国に知られています。
 月島学生工房は、明治学院大学が中央区との協議のうえ、月島の地域団体(商店街、町内会など)などと連携して推進します。