『アトラクションの日常 踊る身体と遊戯』講読



わたしたちは10月5日から11月6日にかけて長谷川先生の著書『アトラクションの日常 踊る身体と遊戯』(河出書房新社、2009年)を講読しました。これは夏休み中に講読した同著『ディズニーランド化する社会で希望はいかに語りうるか テクノロジーの身体と遊戯』(慶応義塾大学出版、2014年)の理解をもっと深めたいとおもったからです。前回の講読より時間が限られていたため、講読日までにあらかじめきちんと本を読み込み込んでおく約束のもと、レジュメは作成せずに講読を進めました。
反省点としては、前回同様にゼミ生の出席率が低かったこと、また集まれるゼミ生がおなじ顔ぶれになってしまったことが挙げられます。11人全員で講読できた日は1日もありませんでした。そのためせっかくゼミで行っている講読であったのに、講読の進度や理解の程度がゼミ生によってまちまちになってしまいました。
講読にかんしては、続編である『ディズニーランド化する社会で希望はいかに語りうるか』を先に講読していたため、スムーズに読み進めることができたとおもいます。そのためさくさくとディスカッションを進めてしまい、ほんとうに理解できているのかという反省点もありましたが、卒論に向けて目次や文章の書き方をみんなで確認したり、ひとつひとつの言葉の意味をきちんと調べたりしながら読み進めることができました。卒論を書くということを意識しながら講読できたことがいちばんの収穫であったとおもいます。



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