の合宿の発表について 合宿の発表の振り返り


概要

合宿では卒業論文のテーマとして、「ミュージカル『テニスの王子様』は100年つづくコンテンツに成りうるか? ―100周年を迎えた宝塚歌劇団と比較する」という発表をおこなった。
6月に「演劇の興行について」発表を行い、その後演劇を興行として成立させている団体に着目し、劇団四季や宝塚歌劇団、 東宝に関する文献をあたった。そして、宝塚歌劇団に関する本を読んでいる際に、わたしがもう何年も好きでいる ミュージカル テニスの王子様と、宝塚歌劇団の仕組みが似ていると思った。
宝塚歌劇団は100周年をむかえている。これほどの長く続くには、その仕組みが重要であるのではないかと考えた。 ミュージカル テニスの王子様も、宝塚の仕組みと似ているため、宝塚と比較することで ミュージカル テニスの王子様がこれからも長く続くコンテンツになりうるかどうか掘り下げていきたいと考えた。



発表にむけて

主に、宝塚歌劇団の文献を調べたり、読んだりした。テニスの王子様にかんしては、 調べ不足で文献を見つけることができなかったため、自分の経験をもとに、また公式のホームページを 参考にしながら、宝塚と似ている点をあげて、レジュメを作成した。
「疑問」をつきつめる形ではなく、いままで自分が一番すきなものを書こうとおもい、「ミュージカル テニスの王子様」を扱おうときめた。



発表を終えて

合宿最終日までに「仮タイトルを決め、卒業論文を三行で説明する」ことが課題となった。結局どんなことを書きたいのか、 ということ、自分の論文の核を決めることになった。わたしは、仮タイトルを「エンターテイメントにおけるテニミュ―その性質や特徴」とし、エンタ−テイメントとしてのテニミュの在り方を 明らかにしたいと決め、卒業論文のテーマが決定した。先生からは、「結局テニミュが好き」ということで終わってはいけない。 という指摘を受けた。「おたくのままで論文は書けない」という、再三先生から言われている言葉を忘れずに、意識しながら取り組んでいきたい。
夏休みでは、卒業論文の目次と、序論を書くことに取り組む。