こちらは<よらさん>の5月発表まとめページになります。

○概要
今回の発表の制約は、「自らにとって調べる必要のある事柄について、調べて発表する」と、「主観など、自らの意見は不要」という二つによるもの。
それを基に今回の発表に向けて様々な準備をした。その題材を思いつくまでにそもそも時間を要した。
何か抽象的なことについて調べてしまうと、どうしても主観が入りそうになってしまうので、まずは数字データを使ってみる、という事でこのように調べていった。
まず、どんなことについて調べようとしたか。
まとめると「近年のコンシューマゲーム市場の、ゲームソフトの売り上げの傾向について」ということになる。
それは何故か。以下、三つの理由がある。
 1.春休みで様々な、興味のあるジャンルについて本を読んだ中で、ゲームに関する事が一番もっと読んでみたいという気持ちを持てたから。
 2.この市場の動きを知ることで、自らが知りたいと思っているジャンル(テーブルトークRPG/隣接ジャンル)と絡めることが出来ると感じたから。
 3.数字データをまともに取り扱ったことがないため、その慣れとして。
ここまで決まったときはもう発表一週間前だったりする。その中で、どのように調べ、準備したかというと、以下の通り。
 1.今回は学校の図書館で調べものをした。そういったデータが載っている本をパソコンで調べた後、書き出してみる。
   何件かみつかったが、今回は比較することを目的としていないので、一種類に絞る。
 2.本を見つける。今回は2010年から2014年のデータに絞って考えた。四冊分を手に取る。
 3.まずは本全体に軽く目を通し、どんなことが書かれているか把握する。莫大なデータ量を目にした事は初めてのようで、はじめ開いた時はどうしようかと思ってしまう。
 4.その中で、必要そうな項目を抜き取り、データを手書きで全て書き留める。
今回書き出した内容は、以下の通り。
  1:その年のソフトの総売り上げ:一番大々的に書かれていたメイントピック
  2:ハードごと年間ソフト販売本数:同時に、その割合
  3:ハード(ソフト)ごとに、どの会社がシェアを占めているか:会社ごとに販売したソフトの種類
  4:年内販売ソフトのジャンル内訳:どのジャンルがどのようにバランスを保っているか
  5:その年の売り上げが多かったルーキータイトル:最近新規で売られているものの傾向について
  6:メーカー別ソフト売り上げ:会社のシェアについて。
家に帰って、
 5.書き留めたデータを基にしてレジュメを作成。
 6.原稿作成。

○結果
レジュメを基にして、発表する時、口で言う言葉の順序などを記載。今回の分量も、前回発表時とほぼ変わりない。
 発表の際、前回の発表時と比べて文章量はほぼ変わらないことから、時間配分もそこまで偏ってなかったはず。
 しかし全体的に内容に自信が持てておらず、発表時にところどころ曖昧になっていた。
原稿自体にそういった言葉は使っていないはずなのに、つい言葉に出るという事はつまりはそういう事だろう。
加えて、言葉をぼかすというのは元々癖となっているので、これは意図的に直さなくてはならない。
終えてみて。数字データに触れてみた事は大きな進歩であると自分自身は思っている。
ただ、行き当たりばったりという感じが否めない。
ディスカッションの際も、様々な質問を頂いたがほとんどが書き留めていなかったり調べたりしていない項目だったため、データの抜き取りが甘いのも痛感した。
データを抜き取るときには、全体数もあった方がいい事など。
もう少し事前に調べる項目を絞っていれば、というより項目をはっきりさせてから動いた方がスムーズだったと考えられる。
どの項目が求めている答えに繋がるかわかっていないのは問題だが、そもそも調べるものがふんわりしていた事によるものだと思われる。
以上、計画の甘さによるもの。総じて、これでは全然いけない、事がわかった。

○これから
次の発表はいよいよテーマに近づいていくものである。
よって、調べることに対しても今までの調子ではいけない。多くの文献に当たることにしたい。
それから、あまり関係ないかもしれないが、本を家に持ち帰ることをしないで作業をした為に、効率もそこまでよくなかったと思われる。
家での作業の方が集中出来ることから、原書は手元に持って書くのが好ましい。

←<よらさん>の個人ページへもどる