こちらは<よらさん>の10月発表まとめページになります。


○概要
「テーブルトークRPGで物語はどのように扱われているか」をタイトルとし、
いま書き進めている構成のはなしについて発表した。

○序論に書いたことと書きたいことについて
 1.自分と物語との関わり
 ・小さい頃から紙にいろいろ書いていた
 ・それをずっと続けてきたゆえに、やめられなくなっている

 2.自分とコンピューターゲームとの関わり
 ・上記と同じような時期から、コンピューターゲームにものめりこんでいた
 ・現代ではない、ファンタジーの世界に惹かれていること
 
3.テーブルトークRPGに触れたきっかけ
  ・大学生になってから
  ・勧誘されたらそのままはまってしまう

 4.なぜテーブルトークRPGで物語を見ていくのか
・先行研究少ない
・コンピューターゲームの根幹
・みんなでつくる物語というのは、自分だけでつくるのとはまた違うだろうから

(5.物語というけれど、どういう意味で使うのか)
 ・「ストーリーという時間的順序に従って配列された出来事の継起を追い、まとめたもの」とする…… この表現が妥当であるのか?

6.論文内の構成:本文にある通り

 ○以下、それぞれの章で書きたいこと
 2章.テーブルトークRPGが何なのか、その歴史について
 ・日本国内でのTRPGの歴史は1983年〜、現在で32年を迎える。(国外だと41年ほど)
 ・そしてこの年は、ファミリーコンピュータの発売年でもある
 ・1990年代初頭は専門雑誌も出現、書籍化の影響もありしばらくブームが起こる
 ・が、1990年代後半になると低迷する「冬の時代」
 ・それから21世紀に入って、盛り返してきた。ネット環境も影響しているのでは

 3章.個人的なセッションを見て
 ・これは実際に行われている様子を見るためのもの。声を録音するのはもちろん、状況や様子もメモする
 ・しかし本当にやってみないとわからないので一番不確定なところでもある

4章.公共の場で行われる催し事について
 ・狭い範囲ではなく、市場としてどうなっているか、また公共で行われている様子も見ることが出来るのでは、ということから「ゲームマーケット」というものに赴いてみようと思う
 ・こちらも実際行ってみるまでどうなるかわからない

 5章.まとめ
 ・3章や4章などからわかったことを今度は自分の考えとしてまとめてみる。つまり上記の章では起こったことをそのまま書くように心がけるつもり

○進捗と予定
 ・目次の型はほぼ完成、ただし三章と四章は、実際に行ったことでもしかしたら増減の可能性はある。
 ・現在二章のほうを執筆中。資料まとめと並行中。(〜31日)
 ・三章にかかわる「実際の様子」を見るための前準備中。
  →協力していただける参加者はほぼ確定済(KP1、PL3、よらさん)
  →行う内容(シナリオ)もほぼ確定
  →正式におねがいの文書を作成する(〜21日)
  →日程は11月14日、場所は未定(録音するため、しかるべき場所でないといけない)
  →段取りを考える(ボイスレコーダーの用意など)
  →この際の自分の関わりかた(極力見学であるが、場合に応じてサブで進行役を補助する予定)
 ・三章完成11月30日をいちおう目標とする
 ・四章にかかわる「ゲームマーケット」は11月22日と遅め
 ・四章完成は12月5日
 ・まだ実際の様子を「ちゃんと」見ていないため、最後の章がどういった形になるかも少し不安
 ・五章完成は12月19日。仮完成を12月22日とする

○結果
「好きに書いてみるといい」と言われた。
それは置いておくにしても、やはりそこには知りたいことがよくわからない、答えが出ているのではないか、とのこと。
自分の、<よらさん>の良さを残しながらというのは相当難しいらしい。

○これから
とにかく、書き始めてみるしかない。
進めるところまで進められるように。目次は少しだけかえるかもしれないが、基礎はほぼかえないつもり。
目標の日程通りに行けたら、いいと思う。

○改めて反省
夏休みはとにかくテーブルトークRPGとは何なのか、ということについていろいろ考えていた。
論文の文章を考えるのは最後の一週で、だったが、
それまでには国会図書館に行って、実際に今までちゃんと見ていなかったテーブルトークRPGの雑誌をかき集め、開いてみた。
歴史、というものはよくわからなかったが、リプレイなど、実際(?)のセッション(ゲームプレイの様子)が書かれたものが多く、
内容の度合いもそのようなものが多かった。
このリプレイ(もしくは物語)との関わりについて何だか考えるところがありそうな気がするのだが、まだ捻りだせていない。
捻りだせていないまま、発表に至ってしまった。
その前には、コンピュータゲームの歴史について見ていったのだが、
こちらを見てみると、テーブルトークRPGの話はほんとうに触りのほうしか載っておらず、
あとは機械のはなしばかりであったので、少し違うのかなあ、とも思いながら。
ただわかったのは、日本においてはコンピュータゲームとテーブルトークRPGの歴史はほぼ同時期なのだ、ということだろうか。
あとは実際の様子を見学するために、協力していただける方を集めるということをしていた。
日程などは決まったので、あとは詰めていくだけだろう。とりあえず書いてみようとは思っている。
それから、「テーブルトークRPG」をねたにして、「物語」のほうを主軸にしてはどうだろうか、とも考えてはいるが、どうなるだろうか。


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