〈チェリー〉’s 6月の発表








選んだテーマについて

前期さいごの発表となる6月の発表は、「卒業論文のテーマと方向性」のプレゼンでした。

テーマ選択にあたり、このテーマで書かなければ、論じなければ、納得して卒業できない。というような切実なことはなんだろうかと自問自答をしました。今年22歳の私にとって、明学の芸術学科で過ごしてきた集大成としてもっとも切実なもの。それは「アイドル」でした。

私は、小学生の頃からテレビでみるアイドルに釘付けになり、カードや生写真を集めたり、踊りを真似したりしていました。高校生になるとライブやイベントに行くようになり、しだいにある疑問を持つようになりました。アイドルとは何であるのか。なぜファンは歌声とかぶせるように声援を発するのか。


発表に関して

今回もレジュメとパワーポイントを使用しました。 構成は、はじめになぜこのテーマを選んだのかという理由を述べました。そして文献を引用しました。 私は、アイドルやそのファンの応援方法は日本独特のものではないか、と考え文献選びをし「ゆえにこのテーマで論文を書きたい」という主張をしました。 しかし、発表後の先生からの指摘を受けて、調べる分野を選ぶ段階で恣意的な判断をしていたことに気づきました。 自分の想像や考えから何を調べるのか決めていたのです。 そうではなく、まずはそのものがどのようなものであるのかという根本的なことを調べなければいけませんでした。 5月の発表の際に「恣意的に本を選ばない」と先生からアドバイスを受けませたが、この発表をしてそのことがようやく理解できたように思います。

発表時間は適当な時間でできたと思います。技術面では、パワーポイントに埋め込んだ動画が一部再生できなかったことが反省点です。

ディスカッションの時間は、意見というよりも質問が多くありました。


今後の方針

今回の反省を活かし、合宿での発表に向けて私は調べきれなかった点を調べたいと思います。具体的には、歌謡曲の歴史、歌謡曲に影響を与えたアメリカの音楽、「コーラス」、「アイドル」という言葉は使われるようになったのはいつか、など。これらのことを調べ、今後の方針や卒論のテーマを改めて考えていきたいです。







チェリー's PROFILE

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