【目次案1】読書会にみる身の程の把握とふるまい
第1章 序論
1-1 なぜこのテーマを扱うのか
1-2 なぜ読書会か
1-3 アプローチの仕方
1-4 本論文の構成
第2章 身の程とは
2-1 身の程について
2-1-1 平等の中での格差
2-1-2 何を以て身の程を把握するのか
2-1-3 身の程によるふるまい方
2-2 序列があることによって起こりうるもの
2-2-1 自分が下だという劣等感
2-2-2 コミュニティ内で与えられる役割
2-2-3 位置づけの変更
2-2-4 位置付けをまたいだやり取りとそのタブー
第3章 読書会とは
3-1 日本における読書会の成立
3-1-1 江戸時代の勉学としての読書会(会読)
3-1-2 ・・・
3-1-3 趣味としての読書会の成立
3-2 現在の日本の読書会
3-2-1 インターネットと読書会
3-2-2 読書会成立までのプロセス
3-3 読書会の形式と概要
3-3-1 課題図書を用いた読書会
3-3-2 ビブリオバトル
3-3-3 交流イベントとしての読書会
3-3-4 決まったメンバーでの読書会
第4章 各読書会と身の程の位置づけ
4-1
4-2
4-3
…
第5章 各読書会でのふるまい
5-1
5-2
5-3
…
第6章 考察
6-1 読書会において身の程を位置づけるもの
6-1―1 知識
6-1-1 容姿や仕草
6-1-3 共通の話題とその与え方
6-2 読書会での身の程によるふるまいの違い
6-3 まとめ
【目次案2】辻村深月作品と集団内での序列・役割
第1章 序論
1-1 なぜこのテーマを扱うのか
1-2 なぜ辻村深月作品か
1-3 アプローチの仕方
1-4 本論文の構成
第2章 集団内での序列・役割
2-1 集団内での序列
2-1-1 平等の中での格差
2-1-2 集団という範囲内での位置づけ
2-1-3 位置づけの変更
2-1-4 位置付けをまたいだやり取りとそのタブー
2-2 与えられる役割
2-2-1 位置づけによる役割
2-2-2 役割によるふるまい
2-2-3 そこから逸脱するということ
第3章 辻村深月の小説
3-1 作家 辻村深月について
3-1-1 その経歴、作家活動について
3-1-2 語られる作風、評価
3-1-3 エッセイ『ネオカル日和』と彼女の発言
3-2 既刊作品の概要(第一期)
3-2-1 『 冷たい校舎の時は止まる』
3-2-2 『子どもたちは夜と遊ぶ』
3-2-3 『凍りのくじら』
3-2-4 『ぼくらのメジャースプーン』
3-2-5 『スロウハイツの神様』と『V.T.R』
3-2-6 『名前探しの放課後』
3-2-7 『光待つ場所へ』と『ロードムービー』
3-3 既刊作品の概要(第二期)
3-3-1 『太陽の坐る場所』
3-3-2 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』
3-3-3 『ツナグ』
3-3-4 『本日は大安なり』
3-3-5 『オーダーメイド殺人クラブ』
3-3-6 『水底フェスタ』
3-3-7 『サクラ咲く』
3-4 既刊作品概要『島はぼくらと』
第4章 教室という範囲での序列とふるまい
4-1 スクールカーストとは
4-1-1 その言葉の背景
4-1-2 『スクールカースト』を読んで
4-2 『オーダーメイド殺人クラブ』と序列
4-2-1 「リア充」と「昆虫系」の棲み分け
4-2-2 グループ外との交流というタブー
4-3 『凍りのくじら』と適切なふるまい方
4-3-1 主人公の受け入れられるふるまい
4-3-2 周囲の受け入れられないふるまい
4-4 『太陽の坐る場所』と序列の逆転
4-4-1 学生時代の序列と大人になってから
4-4-2 序列の逆転によって起こった事
第5章 地方という場所
5-1 地方の捉えられ方
5-1-1 コンプレックスとしての地方
5-1-2 切り離すことの出来ないものとしての地方
5-2 『水底フェスタ』と村への執着
5-3 『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ』と狭い地域社会
5-4 『島はぼくらと』においての若者
第6章 自らを着飾ると言うこと
6-1 着飾ることによる序列の偽り
6-2 『ツナグ』における理想のオタク
6-3 『子どもたちは夜と遊ぶ 』の下にみてもらうための着飾り
6-3 『スロウハイツの神様』環の自らを上に押し上げる為の着飾り
第7章 考察
7-1 論文を通して見えてきたもの
7-2 今後の展望